色は三つまでに
コーディネートが散らかって見えるいちばんよくある理由は、色が多すぎることです。全体で色を三つまでに抑えると、組み合わせの難しさがぐっと下がります。靴とかばんも色に含めて数えるのが大切で、服二つにかばんと靴がそれぞれ違う色なら、もう四色です。柄物の服は柄の中の色も数えます。チェックや花柄の服を着る日は、ほかを柄の中の一色か基本色に合わせると、柄がすっきり見えます。三色を超えてもよいのは、その大半が基本色の場合だけと考えれば、基準がシンプルになります。
服の色合わせは規則で組み立てられます。三色までに抑える、色の三要素、基本色を骨組みに、面積の変え方、同系色でまとめる、補色の扱いを整理しました。
コーディネートが散らかって見えるいちばんよくある理由は、色が多すぎることです。全体で色を三つまでに抑えると、組み合わせの難しさがぐっと下がります。靴とかばんも色に含めて数えるのが大切で、服二つにかばんと靴がそれぞれ違う色なら、もう四色です。柄物の服は柄の中の色も数えます。チェックや花柄の服を着る日は、ほかを柄の中の一色か基本色に合わせると、柄がすっきり見えます。三色を超えてもよいのは、その大半が基本色の場合だけと考えれば、基準がシンプルになります。
色は色相、明るさ、鮮やかさの三つに分けて見ると理解しやすくなります。色相は赤や青といった色の種類、明るさは明るいか暗いかの度合い、鮮やかさははっきりしているかくすんでいるかの度合いです。違う色相を合わせても明るさと鮮やかさが近ければよくなじみ、同じ色相でも明るさと鮮やかさがばらばらだとちぐはぐになります。よく言う「トーンをそろえる」とは、まさに明るさと鮮やかさを近づけることです。パステルはパステル同士、くすんだ色はくすんだ色同士で集めると、色相が違っても一揃いに見えます。
黒、グレー、紺、ベージュ、白は互いにほとんど合い、どんな色と並べてもぶつかりません。この色で大部分を埋めて一色だけ色を入れれば、まず失敗しません。クローゼットを整えるときも、基本色を増やしておくと組み合わせの数が大きく増えます。ただし黒と紺、ベージュと白のように似た基本色同士を並べると、意図しない色の違いに見えることがあるので、差をはっきりつけるか、いっそ同じ色にそろえる方がすっきりします。
強い色を二つ同じ面積で使うと、互いにぶつかり合います。片方を広く、もう片方を小さく使えば、同じ組み合わせでも整って見えます。明るい色を小さな面積に置くと視線がそこに集まるので、どこを見せたいかを決めて配置すればよいのです。顔の近くに明るい色を置くと印象が明るく見え、靴や靴下のように端に置けば軽く差し色にできます。
色選びが難しければ、一つの色の明るさだけを変えて使う方法がいちばん安全です。薄い青と濃い青のように同系色でそろえれば、色選びそのものがなくなります。そこに質感の違う素材を混ぜれば、単調に見えません。たとえば同じグレーでも、ニットとウールのパンツ、つるっとしたシャツのように質感を変えると奥行きが出ます。色相環で隣り合う色、たとえば紺と水色と青みがかったグレーを一緒に使うのも、同じ理由で安定します。
色相環で向かい合う色、たとえば青とオレンジ、緑と赤は、互いをより鮮やかに見せます。強い印象を与えられますが、どちらも鮮やかで面積も近いと、目が疲れるほど目立ちます。補色を使うときは、片方をくすませるか暗く落とし、面積の差を大きくつけるのがこつです。紺のジャケットにからし色のマフラーのように、片方は暗く、もう片方は小さく使えば、補色でも落ち着いてまとまります。自信がなければ、補色はかばんや靴下のような小物から試してみると気軽です。
通販で服を買うと実物の色が違うのは、画面ごとに色の出方が違い、撮影の照明も違うからです。特に濃い紺と黒、ベージュと白は写真では見分けにくいものです。色が大事な買い物なら何枚もの写真を見て、ほかの服と一緒に写った写真や自然光で撮ったレビュー写真を参考にする方がよいでしょう。店でも室内の照明と日光の下では色が違って見えるので、できれば窓際でもう一度確かめてみてください。手持ちの服と合わせたいなら、その服を着て行くか、同じ照明の下で写真を撮って比べるのがいちばん確実です。画面上で色コードを比べるツールも、大まかな目安としては役に立ちます。